私の家には昔から日本刀が何本かあり、いつも、父が時間をみつけては手入れを行っていました。我が家は代々この千葉県市川市で農業を営んでおりまして、江戸時代には庄屋だったもので名字帯刀も許されていたそうです。その為、脇差しが多いですが長い刀も数本ありました。
私の息子が大学に春から大学に進学する予定です。進学資金として色々と資金の捻出を考えておりましたところ、妻がインターネットで日本刀の買取を行っているお店を検索してみると「日本刀買取専門店つるぎの屋」さんをみつけました。ホームページをみてみると出張もしてくれるということだったので早速に電話で相談してみることにしました。正直なところ、果たしてお金になるものなのかという不安もありましたが、登録証がついていれば売買に問題は無いということです。
市川市であれば東京都内からも近いということで出張買取をお願いすることにしました。都内からでも首都高速で小一時間もあれば十分だそうです。土曜日でしたが道路も渋滞もなく順調だったそうで時間どおりに来て下さいました。
店主さんと息子さんの二人で来ていただきました。ご主人が1振1振についてご丁寧に解説をしてくださいました。私もいままで手入れの時に見るくらいで、それぞれの刀については詳しく知りませんでしたが、初めて知ることばかりで勉強になりました。うちの刀剣にはいくつか(財)日本美術刀剣保存協会という鑑定書を発行している団体の鑑定書がありました。(財)日本美術刀剣保存協会は刀剣博物館という日本刀専門の博物館を併設しており、国の発行する鑑定書を除けばもっとも権威のある鑑定書を発行しているそうです。うちにあったものは、貴重刀剣という鑑定書でしたが、昭和30年代の初期のもので、日本美術刀剣保存協会がまだ上野の東京国立博物館内にあった頃のものだそうで珍しいということでした、鑑定書のなかに私の父の名前がありまして、父が刀剣の価値を知るために鑑定書をつけたのでしょうということでした。現在は、保存刀剣というものに切り替わっているそうですが、良いものなのでつるぎの屋さんの方で次回の審査に提出されるということでした。古い鑑定書については、父の名前が入っているので記念に残しておいてはというご提案でした。私も先祖代々の、父が大切にしていた刀剣を手放すのは忍びない思いがありしたが、なにか残せるものが出来て嬉しく思いました。手入れが行き届いていなかったか少し錆が出てしまっていました。次の新しい刀剣好きの持ち主の元で手入れをしてもらえればと思います。

千葉県の旧国名は、上総国と安房国といいます。
上総国は東海道の一国で、現在の千葉県中部、つまり君津・夷隅・長生・山武の四郡と市原市地方、「延喜式」では毎年、横刀十六口を貢献することになっています。相州秋広二代目が吉野末期、上総真里谷、つまり現在の君津郡富来田町真里谷に駐槌しました。
安房国は東海道のうちの国名で、今の千葉県南部、房州ともいいます。「延喜式」によれば、毎年横刀四振りを朝廷に納めることになっていました。海岸の砂鉄を採って、鍛冶したのでしょう。

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